【媒介契約とは?】最も選ばれている媒介契約の種類

不動産売却に興味をお持ちの方は「媒介契約」という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか? 不動産の売買を行う際には、契約成立に向けた業務を不動産会社に仲介してもらうことが一般的です。その際、不動産会社と「媒介契約」を結ぶことになりますが、媒介契約の種類には複数あり、どれを選ぶべきかわからないというのはよくあることです。

そもそも媒介契約とは?

そもそも媒介契約とは不動産会社と結ぶ契約のことです。

不動産を売却する方法はいくつかありますが、最も一般的で選ばれているのは仲介で販売する方法です。仲介とは不動産会社が買主と売主の間に立ち、不動産売買のサポートを行ってくれること。不動産会社は売主の代わりに物件の宣伝をし、買主探しや売買契約の交渉などを行ってくれます。

この仲介を依頼する不動産会社とする契約が媒介契約です。媒介契約には「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」「一般媒介契約」の3つの種類が存在します。

■最も選ばれている契約方法は? イエウールの利用者1500人にアンケート(※2019年11月15日~12月22日実施)を行ったところ、半数以上が専属専任媒介と専任媒介契約を選択していました。

・専属専任媒介契約:35.2%

・専任媒介契約:28.2%

・一般媒介契約:18.1%

・わからない:18.5%

専属専任媒介・専任媒介は共に1社のみと契約を行う方法です。

同アンケートにて不動産会社を決めた理由を調査したところ、半数の約50%が担当者が信頼できると回答していました。

多くの人が任せたいと思う担当者を見つけたので、1社に絞る契約方法を選んだのかもしれません。

参照:[不動産売却経験者1500人に聞いた!「売却理由」や「売却完了期間」などアンケート結果を公開!|Renavi](https://renavi.news/article/9330/) どの形態が一番いいかは、ご売却事情や物件によって異なるため、一概にどれがいいとは言えません。

ただ、一つだけ言えるのは、信頼できる不動産会社に任せることが大事ということ。

信頼関係があれば、契約形態はなんであれ納得のいく取引ができるでしょう。

依頼先の不動産会社を選ぶ際は、「信頼ができるかどうか」を見定めていただければと思います。