【不動産を高く売る】自分で売却相場を調べるには?

戸建てやマンションなどの不動産を売るときは、どのくらいの価格で売れるのか気になりますよね。

不動産の相場は物件の個別状態だけでなく、世の中の景気など様々な要因によって変動します。また、相場に見合った価格で売り出すことは結果的にその物件の売れやすさにも影響するため、相場を調べておくことは非常に重要です。

● データベースを活用する
【土地総合情報システム】
国土交通省が公開している「土地総合情報システム」では、各地域でおこなわれた取引の情報を知ることができます。
全国の土地や戸建て、マンションが対象となっており、3か月に1回のペースで価格が見直されています。下記の手順で取引価格のデータベースを見ることができます。

参考:https://www.land.mlit.go.jp/webland/

【レインズ・マーケット・インフォメーション】
戸建てやマンションの取引情報については「レインズ・マーケット・インフォメーション」で見ることができます。
市場に出ているすべての不動産情報が集まるレインズが管理しているシステムで、実際の成約価格に基づいた取引データをチェックできます。

参考:http://www.contract.reins.or.jp/search/displayAreaConditionBLogic.do

● 不動産ポータルサイトの「売り出し価格」から調べる
SUUMOやアットホームなど、不動産に関する総合情報サイトは数多く存在します。
売り出し中の物件も同様に多数掲載されており、自分のエリアで近い条件の物件がいくらくらいで売り出されているのかを自由に検索することが可能です。

ただし、不動産ポータルサイトに載っている価格は「売り出し価格」であって「成約価格」ではないということを覚えておきましょう。

● 一人で考えすぎず、プロに相談することが大事
高く売るためには相場だけでなく、物件の良さをしっかりと評価して査定してくれる不動産会社を見つけることが大切になってきます。市場調査が上手な不動産会社や、真摯な対応で好印象なところは、相場を下回るような提案をせずに、買い主を見つけてくれるはずです。